アダルトチルドレン克服方法

欲求が<反応>を作り出す(S15)

こんにちは、アダルトチルドレン克専門セラピストのかなざわです。


前回までの七種の欲求から何が始まるでしょうか?

それが「反応」です。

この反応にはいくつかの種類があります。

典型的なものが、「貪欲」と「怒り」と「妄想」です。

 

これを「三つの毒」といいます。

たとえば、人に認められた~いという
承認欲で反応すると、
「もっと高く評価される有能な自分」や
「もっと人に好かれて魅力的な自分」といった
イメージ(妄想)を作り出します。

この「妄想」をおいかける
心理状態が「貪欲」です。

貪欲は、「現実以上の何かを求める心」なので、
たいていは不満(怒り)を伴います。

承認欲が強すぎて、
「自分はもっと評価されて当然なのに」と
思うようになると、
それが現実への不平不満や焦り、
誰かへの嫉妬や負い目といった
感情を生み出したりします。

 

こういったことは全て貪欲ゆえの怒りです。

纏めると、
欲求⇒妄想⇒貪欲⇒怒り

 

という流れで三つの毒は
瞬時に発生してしまうのがわかります。

イライラ、むしゃくしゃといった心の状態には、
三つの毒のいずれかが存在します。

 

あなたが、

 

イライラ、むしゃくしゃするたびに
この三つの毒を何層にも蓄積している
ということを自覚してくださいね。

 

 

では、こういった毒を溜めないためには
何をすればいいと思いますか?

 

答えは

 

あなた自身の内面(心)の動きに注目する!
すなわち、「自分の心を見つめていく取り組みをする」です。

 

こういったことは、
自分一人ではなかなか出来ません。
専門書をみてもよくわかりません。
お医者さんに行っても薬しかわたしません。

 

どこでその答えを見つけるか
 ↓

ヒーリング体験セッション

 

七種の欲求に気づく!(AC克服-14)

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストのかなざわです。

「求め続ける心のエネルギー」が
ある特定の対象に向かう状態を「欲求」と言います。

 

その欲求には、七種類あります。

 1.生きたい(生存欲)
 2.食べたい。(食欲)
3.性的快楽を得たい(性欲)
4.眠りたい(睡眠欲)
5.ラクをしたい(怠慢欲)
6.楽しみたい(感楽欲)
7.認められたい(承認欲)

という欲求です。

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精神的に行き詰った時?(AC克服-S13)

こんにちは、嫌われたくない心のカウンセラーかなざわです。

精神的に行き詰まった時、

あなたなら、

どのように解決しようとしますか?

場合によっては、

即効性のある解決策を期待して
〇分であなたも生まれ変われる!
といったキャッチコピーの本や
セミナーなどに飛びつくかもしれません。

これからお伝えしていく「心の性質」を
理解していくと

人をソノ気にさせるお手軽な方法は、
何の効果もないごまかしであることが
はっきり分かると思います。

では、雑念を払い、心を変えていくには
何が必要でしょうか。

それは、

1. 正しく理解すること
2.正しい方法を知ること
3.正しく実践すること

につきます。

問題を理解したうえで、
「ではどう解決するか」と方法を考えて、

それを実践する
という三つのステップが欠かせません。

では、

 

「この雑念って、一体いつも間に、
どうやって、こんなに増えてしまったのか」
という「心のメカニズム」について
これからお話していきます。

 

お部屋の整理と同じように、
心のゴミを整理整頓していると
どうしてこんなものが
溜まってしまったのだろうと
思えてこないでしょうか。

「さっさと捨てたい」
という方もいるかもしれません。

 

しかし、その思考が要注意!

 

「さっさと」というのが
そもそも、雑念を生む元凶かもしれません。

これからは、
「心の性質」というものを
正しく理解していく必要があります。

 

ではさっそく

 

心の性質を理解するには四つのキーワードがあります。

1.求め続ける心のエネルギー
2.七種の欲求プログラム
3.「反応」
4. 結生という心の現象

内容は、ちょっと心理学っぽくなります。

まずは、「求め続ける心のエネルギー」です。

心には、「何かを求めようとするエネルギー」があります。

人は、命ある限り動こう、反応しようとします。

時間が空くと、人は
「次は何をしようかな」と考え始めます。

それはまさに、この心のエネルギー働いている証拠です。

私たちの心は、

 

常に何かを求め続けるために動こう、
反応しようとし続けます。

この反応しようとし続けることに
無駄にエネルギーを消耗してしまっていることに
気づきましょう。

雑念を取り除く4つの分類法(AC克服-12)

こんにちは、嫌われたくない心のカウンセラーかなざわです。


今までの分類法は以下かでしたでしょうか。

整理しておきましょう。

1. 善き思いか悪い雑念
2. 貪欲か怒りか妄想か
3. 快でプラスか不快でマイナスか
4. 感情と思考

 

心の状態を、分類するだけでも
すっきりして落ち着く感じがしませんか!

 

この4つの分類法は、
私たちに日頃つきまとう「雑念」を
取り払ってくれる最良最強のツールなんです。

 

是非試してみてください。

 

とにかく心の整理整頓には役に立つはずです。

 

次回は、こうのように分けた雑念の
一つひとつは、一体どこから来たのか?
という疑問を解き明かします。

 

心を苛立たせる「感情」と「思考」(AC克服-11)

こんにちは、嫌われたくない心のカウンセラーかなざわ 

心が苛立っている状態は、
「感情」と「思考」が
ごっちゃになっている状態なんですね。

本来は、この「感情」と「思考」というのは
またく別物なんです。

なので、

この二つをきっちり分けることで
それだけで私たちの人間関係の悩みって
激減すると思いませんか!

感情は、
怒りや喜び、悲しみや嬉しさ
といった心の動きですね。

思考は、
考えること、頭を働かせること、
イメージを思い浮かべることも、
論理的に言葉で伝えることでもありますね。

この二つをごっちゃにしないで、
きちんと分けるということをした場合、
人間関係を合理的に処理できるようになる、
という大きな利便性があります。



たとえば、

相手と意見があわなくて不満を感じた時に、
「感情と思考とは別」と気づいて、
「感情で反応してしまったけれど、
これは仕事なんだから」と
具体的にどう作業すべきかを、
考えたほうが利口です。

すると、

「そこは、きっちりと話し合わなくては」
と冷静に考えることができます。

多くの人は、こういった分類をしりませんので、
相手と意見がぶつかると、
怒り(感情)や、期待・要求(意欲)や、
性格が合う・合わないといった判断(思考)
などをごちゃまぜにして反応しています。

その結果、気持ちを整理できず、
悪い感情を引きずって、
いつまでも歩み寄れないということに
なっているのではないでしょうか。