アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレン・感じることへの恐れ

~ アダルトチルドレン・感じることへの恐れ ~

多くの機能不全家族の中で育った方たちにとって、
「過去」を語るということを困難にしているのは

感情への怖れがあるからなんですね。

もしも、自分が感情を表したら
どんなことになるだろうと
非常に不安になってしまうでしょう。

子ども時代、あなたが父親(母親)に対して怒りを見せると、
顔をひっぱたかれたかもしれないし、叱ら
れたかもしれません。

あなたが悲しい気持を口にしたとき、
誰もそばにいて慰めてはくれなかったし、
「悲しいんだね」と言ってくれなかったかもしれません。

黙るよう言い渡されたか、本当に泣くような目に合わされたかもしれません。

子ども時代には、
感情を表すのは安全ではなかった、

だからあなたは今も感情を表現することを避けようとしているだけなんです。

あなたが人に向かって一番表現しやすいのはどんな感情ですか?

一番表現しにくいのは、どんな感情ですか?

やっかいな感情を表現することで、どんなことが起きるのを怖れていますか?

自分の内面に語りかけ、そして気づいていきましょう。

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~アダルトチルドレン 被害者意識について考えてみましょう ~

~アダルトチルドレン 被害者意識について考えてみましょう ~

大人の場合、たいていの人は
被害者となることを自ら許したり、
自ら被害者となる行為に参加しているものです。

被害者意識をもっている人の言葉づかいを聞くと、
「あの人が私を苦しませた」
「誰それにあんなことをされたから、私はこうなった」
「夫が私が外へ出るのを許さないんです」などと、

ものごとを他人のせいにして、
自分は被害者にすぎないかのように
言うことが多いものです。

このような言葉づかいをしていると、
無意識のうちに、
自分は何の力もない被害者であることを
肯定してしまいがちです。

自分は、被害者になる必要がないことを学びましょう。

どんな言葉づかいをしているかの注意してみましょう。

「自分は苦しかった」
「誰それはああいうことをするけど、私はこうする」
「夫は私が外へ出るのをイヤがるかもしれないが、私は、どうにかして夫も自分も納得できるよう話し合いを進めていきたい」など、

自己の力を肯定する方向に進み、
被害者意識を売りものにするのはやめましょう。

冷静になって

自分自身をじっくり振り返ってみましょう。

そうすることで

少しづつ

傷ついていたいた心に

気づけるかもしれません。

「~~するな」という思い込み 禁止令について

「思い込み」っていうのは、
私たちをがんじがらめに縛ってしまいます。
 思い込みを持っていると、
その思い込みに縛られることで、
行動の自由を奪われ、
窮屈で辛い思いをする時が
多々ありますよね。
『思い込み』は子供の時、
親が子供に接する態度や
兄弟との関係、親の生き様、
その家庭を生き抜くために、
自分を守るため等により
形成されてきます。
さて、思い込みと聞くと
「~~しなければならない」
「~~せよ」
「~~すべき」等、
積極的な”べき論”を
思い起こしませんか?
この「~~あるべき」、
べき論という思い込み(無意識的思考)が、
私たちの行動を縛り、
自由を奪い
生き辛さをもたらせているんです。
自分で幼少期に「人生を、このように生きよう」と
決めたパタ-ンなんですね。
幼児が、自分の心の中や
周囲に起きていることを、
自分なりに解釈をして、
自分で自分の生き方を決める、
いわば、
幼児決断に基づく、
「人生の計画」、
生き方なんです。
そして、
この幼児決断は
年齢2、3歳から
5、6歳までの間に
形成されます。
また、同時に自分に対して何かを禁止する
禁止令を自分に発令しています。
人生において
「~~するな」ということを自分に禁じて、
その禁止を遵守して人生を送るハメになるんですね。
この禁止令も積極的な、
べき論の思い込みと同じく、
親の子供に接する態度、
兄弟姉妹との関係、親の生き様、
その家庭を生き抜くため、
自分を守るため等により形成されてきます。
アダルトチルドレンは、
どんな禁止令を自らに課してるのでしょうか。
a)何々するな
親が子供が自由に振る舞うことを禁止(怒る、無視)してしまうと
何も自由にさせてもらえないと子供は感じ、
自発性のない覇気のない大人になってしまうかもしれません。
また、過保護で何でもしてしまう親に育てられた子供も、
何でも先回りして親がしてしまうので、
何をしても否定されていると感じ、
何もしないことを幼児決断してしまうかもしれません。
b)存在するな
「お前なんか産まなければ良かった」
「消えてしまえ」等
親より存在を否定され続けますと、
大人になるにつれ、自殺願望が強かったり、
強い自己否定感より社会生活、対人関係が築けず、
ひきこもってしまうこともあります。
 社会、家庭における居場所、
安心して存在出来る場所がないのです。
c)成長するな
過保護の場合、何でも先回りしてしてしまう親がいると
子供は自発的に考え、体験することが出来なくなります。
子供は、何もせず親の言いなりになっている方が
親も喜ぶので、成長しないでおこうと幼児決断をします。
また、「成長するな」と「何々するな」は似ていますね。
それは、成長するには様々な体験が必要であり、
何々するなという禁止令を持っていると、
当然何も人生体験をせず、
結果として成長しないことにつながるのです。
d)子供であるな
子供時より年齢相応以上の態度行動を求められた場合、
兄弟の面倒をみること、家事手伝い等を要求され、
子供からのびのびする自由を奪ってしまうことになりかねません。
大人になっても、能力以上にガチガチに頑張ってしまったり、
自由なのびのびとした心を失ったままなんです。
子供であるなという禁止令ですが、
常に相応以上に頑張らなければならない等の
べき論でもあるんですね。
e)男の子であるな、女の子であるな
親が望んだ性と違う性で生まれた子供に対して与えられること。
男子には女の子の格好、女子には男の子の格好をさせたりと、
また、親が自分の性とは逆の性行動をすると喜ぶので、
大人になった時、
自分の性を受け入れられなくなってしまうかもしれません。
f)正気であるな、健康であるな
子供が普通に健全に過ごしている時には
親は構いませんが、
病気等になった時は熱心に世話をします。
子供からすると病気の時だけ
親から大切にされるので、
健康でない方がメリットがあると
なってしまいます。(疾病利得)
上記以外にも
「成功するな」
「所属するな」
「重要であるな」
「考えるな」
「感じるな」等様々な
禁止令があります。
禁止令の内容を見ていますと、
自分が自分であることを
放棄しているようにも感じます。
さて、「~するな」
「~~であるな」という
禁止令ですが、
これは、幼児の時にいかに生きるかの
人生脚本を描いたわけです。
でも、脚本は書き換えることが可能なんです。
禁止令が、
幼児の時の決断に基づいているものならば、
その決断に気づいた時、
今の私たちは、これからいかに生きるか、
禁止令を放棄して、
新たに再決断することが可能なんです。
幼児の時とは違う決断を再度することにより、
「~するな」ではなく
「~してもOK」
「~してみよう」と再決断を行い、
新しい脚本のもと
新たな人生を送ることが可能なんです。
幼児期の決断に気づくためには、
辛い、そして振り返りたくない
過去の体験を再体験し、
ネガ

アダルトチルドレンって何?

今日は、「アダルトチルドレン」について
お話ししてみたいと思います。

ある意味、私も
アダルトチルドレンだった。

『アダルトチルドレン(AC)』とは、

アダルトチルドレン・オブ・ディスファンクショナル・ファミリー(Adult Children of Dysfunctional Family)の略。

アダルトチルドレンという言葉は、
医学用語でもありません
病名でもありません
自分の『生きづらさ』の由来を理解し、
成長の出発点として
自己認識するための言葉です。

アダルトチルドレンはもともと、
アダルトチルドレン・オブ・アルコホリック、

つまりアルコール依存症患者の
親の元に生まれ、
そのまま大人になった人たちを
指していました。

しかし、日本では、それに加えて、
一見、何の問題もないと思われてきた
「いい家」の「いい子」が、
「親の期待にこたえすぎる」
「NOと言えない」
「優等生として周囲の期待通りに振舞おうとする」
「親の言うとおりに自分を殺して生きてきた」

などの人をも指すようになりました。

子どもにとって、
「安全な場所」として、
機能しない家庭で育ったために、
幼少期の様々な心の傷が原因となって、
心や人間関係に障害をもつようになり、
大人になっても「生きづらさ」を
感じている大人がとても多いんです。

「安全な場所としての家庭なんて存在するのか」
というくらい、大なり小なりほとんどの家庭は
子供にとって「安全な場所」ではなかった
のではと・・・私は思っています。

そして、
心を傷つけられるような
言動や暴力のある「機能不全家族」に
育った小さな子どもが、
家庭の中で、ものすごく深い
心の傷=トラウマを
体験しています。

その、家庭内トラウマによって、
大人になった今も、
コミュニケーションが苦手だったり、
人間関係が構築できなかったり、
自己表現ができなかったり、
対人恐怖や対人緊張、
神経症などで悩んでいます。

心に深い傷があるアダルトチルドレンには、
考え方や性格、行動、習慣などに
どうしても偏りが生まれてきてしまうのは
しかたありません。
当然の現象です。

アダルトチルドレンは、
「子どもらしい」「無邪気な」
子ども時代を
過ごすことができず、
むしろ、幼少期から
大人として
生きなければ
ならなかったんです。

その結果、

「なんとなく生きづらい」
「自分の感情がわからない」
「いつも人間関係がうまくいかない」
「生きている実感がわからない」
「いつも周りのことばかり気になって
自分が本当はどうしたいのか、
どうしたらいいのかわからない」・・・。

いつっもなんとなくツライんです。

「いつも自分の気持ちは聞いてもらえなかった…」
「やりたいことをやらせてもらえなかった…」
「なんだかわからないけれど、いつも頑張らなければならなかった…」

自分の気持ちや、
感情を尊重されず、
自分の感情を認めること、
それを表現することが苦手です。

ですから、
当然、人付き合いや
コミュニケーションに
悩みを抱えるようになります。

そして、
「どうして自分は○○ができないんだろう」
「自分は変なのかもしれない」
「欠陥があるのかもしれない」と悩みます。
これが生きづらさです。

最近のニュースでは、
暴力や虐待、育児放棄(ネグレクト)を
連想される「機能不全家族」多い。

しかし、
現代の日本で
もっとも多くみられる
機能不全とは、
躾や「子どものために」という
名目のもとに、
親が子どもを思い通りにしようと
コントロールすることです。

子どもを支配するという
目には見えない形の虐待は、
なかなか傍から見ても
それとわかりません。

本人さえも、
自覚できないケースも
非常に多い。

誰からも気づかれず、
自分さえも
その、心の傷の存在に
気づかないまま大人になった人、

それがアダルトチルドレンです。

自分で自分がよくわからない。

だから、アダルトチルドレンは
『生きづらさ』を大人になった今も
感じながら人生を送っているのです。

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他人が何か言おうがいいじゃないか! アダルトチルドレン

こんにちは、多次元セラピストの金澤です。

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今日のテーマは、「他人が何を言おうがいいじゃないか」です。

他人の意見より、
自分の意見を
大切にしましょう。

まわりの人が
「そんな服を着るな」
「その髪は型は似合わない」
「あんな人を結婚相手に選んじゃダメ」
 「そんな程度の低い大学へ行くな」
「そんな仕事はよくない」

などとおせっかいをしたり、
命令をだしたり、
批判したり したとき、

自分の意見を捨てて相手の言うことを、
そのまま受け入れてしまわないようにしましょう。

相手のアドバイスを
参考にするのはいいのですが 、
自分の考えより上にあげて、
鵜呑みにしてしまうのは
よくありません。

もちろん、
時と場所によります。

本当に自分が好きな
服や髪型だったら、
ある人に嫌われたって
いいじゃありませんか。

自分がじっくり考えて、
いいと思って選んだ結婚相手、

学校、仕事だったら、
他人が何と言おうと、
自分が決めて責任をとりましょう。

まわりの人に合わせるために、
相手の批判を逃れるために 、
自分を見捨ててしまうのは、

やめましょう。

参考になりましたら幸いです。\(^_^)/