今日は、「アダルトチルドレン」について
お話ししてみたいと思います。
ある意味、私も
アダルトチルドレンだった。
『アダルトチルドレン(AC)』とは、
アダルトチルドレン・オブ・ディスファンクショナル・ファミリー(Adult Children of Dysfunctional Family)の略。
アダルトチルドレンという言葉は、
医学用語でもありません
病名でもありません
自分の『生きづらさ』の由来を理解し、
成長の出発点として
自己認識するための言葉です。
アダルトチルドレンはもともと、
アダルトチルドレン・オブ・アルコホリック、
つまりアルコール依存症患者の
親の元に生まれ、
そのまま大人になった人たちを
指していました。
しかし、日本では、それに加えて、
一見、何の問題もないと思われてきた
「いい家」の「いい子」が、
「親の期待にこたえすぎる」
「NOと言えない」
「優等生として周囲の期待通りに振舞おうとする」
「親の言うとおりに自分を殺して生きてきた」
などの人をも指すようになりました。
子どもにとって、
「安全な場所」として、
機能しない家庭で育ったために、
幼少期の様々な心の傷が原因となって、
心や人間関係に障害をもつようになり、
大人になっても「生きづらさ」を
感じている大人がとても多いんです。
「安全な場所としての家庭なんて存在するのか」
というくらい、大なり小なりほとんどの家庭は
子供にとって「安全な場所」ではなかった
のではと・・・私は思っています。
そして、
心を傷つけられるような
言動や暴力のある「機能不全家族」に
育った小さな子どもが、
家庭の中で、ものすごく深い
心の傷=トラウマを
体験しています。
その、家庭内トラウマによって、
大人になった今も、
コミュニケーションが苦手だったり、
人間関係が構築できなかったり、
自己表現ができなかったり、
対人恐怖や対人緊張、
神経症などで悩んでいます。
心に深い傷があるアダルトチルドレンには、
考え方や性格、行動、習慣などに
どうしても偏りが生まれてきてしまうのは
しかたありません。
当然の現象です。
アダルトチルドレンは、
「子どもらしい」「無邪気な」
子ども時代を
過ごすことができず、
むしろ、幼少期から
大人として
生きなければ
ならなかったんです。
その結果、
「なんとなく生きづらい」
「自分の感情がわからない」
「いつも人間関係がうまくいかない」
「生きている実感がわからない」
「いつも周りのことばかり気になって
自分が本当はどうしたいのか、
どうしたらいいのかわからない」・・・。
いつっもなんとなくツライんです。
「いつも自分の気持ちは聞いてもらえなかった…」
「やりたいことをやらせてもらえなかった…」
「なんだかわからないけれど、いつも頑張らなければならなかった…」
自分の気持ちや、
感情を尊重されず、
自分の感情を認めること、
それを表現することが苦手です。
ですから、
当然、人付き合いや
コミュニケーションに
悩みを抱えるようになります。
そして、
「どうして自分は○○ができないんだろう」
「自分は変なのかもしれない」
「欠陥があるのかもしれない」と悩みます。
これが生きづらさです。
最近のニュースでは、
暴力や虐待、育児放棄(ネグレクト)を
連想される「機能不全家族」多い。
しかし、
現代の日本で
もっとも多くみられる
機能不全とは、
躾や「子どものために」という
名目のもとに、
親が子どもを思い通りにしようと
コントロールすることです。
子どもを支配するという
目には見えない形の虐待は、
なかなか傍から見ても
それとわかりません。
本人さえも、
自覚できないケースも
非常に多い。
誰からも気づかれず、
自分さえも
その、心の傷の存在に
気づかないまま大人になった人、
それがアダルトチルドレンです。
自分で自分がよくわからない。
だから、アダルトチルドレンは
『生きづらさ』を大人になった今も
感じながら人生を送っているのです。
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