事実をみていますか!S25

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

朝眼が覚めた時、
布団の中で何を考えていますか!

 

誰かに言われたキツイ一言や、
遠い過去の失敗など、
暗い妄想をめぐらせていないでしょうか。

「どうして自分の人生はこうなってしまったのだろう」と
自己嫌悪に陥ったり、

イヤな相手への怒りの感情を
蘇らせたりしてはいないでしょうか。

このような状態から抜け出すには、
「事実に目覚める」ことです。

ぱっちりと目を見開いて、
その場で見えるものを確認します。

部屋が見える。
日の光が見える。
今「見えている」モノの方が現実です。

それまで目をつむって考えていたことは
みんな妄想、心のゴミです。

妄想している状態から、
見えているという事実に帰りましょう。

はっきりと「見えている!」と念じましょう。

「見えている」「立っている」「歩いている」
「息をしている」と事実に帰るようにしましょう。

 

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反応を「切り替える」S24

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

反応は刺激を受けた時に生じるものです。

たとえば

何かを言われて腹を立てるというのは
その声に反応して怒りが湧いたとなります。

そして、いつまでも怒りが収まらず
最初の不快な記憶に反応して、
新しい怒りが湧くということを繰返します。

本当は、この怒りには相手は関係ありません。

そうですよね!

自分の中の記憶に反応して生まれています。
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反応は刺激とセットで生まれる。

とすれば

刺激を変えれば、反応は変わる
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ということになります。

 

たとえば
相手に怒りを感じたら、
違う刺激に心を向けるようにする
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まずはこれ以上反応しないように
相手から遠ざかることをします。

 

そして大好物を食べに行くなど
違う刺激を受けて、違う反応をするようにする。

 

「大好物を食べる」というのは
本能レベルの欲求の一つである食欲の満足
いわば最強の快反応。

 

心の反応は単純で、
快と不快は両立しないものです。

 

快を感じれば、
その分確実に不快は収まります。

 

湧いてしまった「怒り」を消す手段として
食べることの「快」を使いましょう。

 

食べるときは
フルに味わうのがコツ!
テレビを見ながらはやめてくださいね。

 

いっそのこと部屋を暗くし、目の前の好物にスポットライトを当てて、「食べるぞう」と胸をときめかせて頬張り、

 

「おいしい」「おいしい」とうなりながら食べることをお勧めします。

 

本日の内容はいかがでしたでしょうか。

 

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心のガード(S23)

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。
こんな経験はないでしょうか?
 
職場の人間関係で不平不満、
時には罵詈雑言を浴びせられたり、
人格を否定された気分になったり、
鬱になったりと
人に罵られたり批判されたりした時に、

どう対処するか。
 
 
「傷つかずにすむ方法」があります。
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第一に、

この場所では「不快」を感じる
可能性が高いことにあらかじめ注意しておく必要があります。
 
 
次に、

「心の半分を自分の反応に気づくことに向ける」
特に胸のあたりに手を当てながら相手の声を聞く。
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不平不満、罵詈雑言が聞かされたら、
「これはただの音だ」と気づいてください。
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「聞こえている」という状態を確かめる。
 
 
どんな内容であれ「音」という感覚にすぎないという
事実をわすれないように。
 
 
感情をぶつけてくる相手もいるでしょうが
感情に感情で反応する必要はありません。
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「感情と思考は別」の分類法を使いましょう。
 
 
「コチラにできることは何か」だけを考える。

 
  
人が傷つくのは、感情で反応してしまうからです。
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「ここは思考だけで反応しよう」と心がけます。
 

 
聞かされたあと、自分の中に残っている反応に気づく。
 
「反応している」と気づきます。
 
「感情はやがて消える。必ず消える。後は手放すだけ」
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手放し方は、反応に気づいて評価をしない
そして、目の前の現実だけをとらえる。
そうすれば、ただ雑音だけが聞こえている

になっていることに気づくでしょう。

 

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雑念が消えていく理由(S22)

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

なぜ「気づくと」気分が落ち着いたり、
心が活性化するのでしょう。

気づくという心の働きと、
感情や思考の心の働きは、
まったく別の働きなんです。

雑念状態というのは、
いわば感じるままに感じ、
考えるままに考えるという

「ノーコントロール」な状態。
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反応するママに反応している状態。

「思考」や「感情」が湧いている心の底には、
もう一つ「意識」という心の働きがある。

これが心の一番深い所にある働きになります。

「意識」は、外の刺激に反応する前の心の状態で
それ自体に快や不快の反応はありません。

中立的(無反応)で、穏やかで、隙のない
強力なエネルギーを持った心の働きです。

この「意識」という心の働きだけを使うのが「気づく」です。
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気づけば気づくほど
心の表層で反応していた「感情」や「思考」は
おとなしくなります。

刺激に任せて反応していた心が
気づくという意識によって抑えられ、
静かになってしまいます。

雑念はもういらない
だったら、感情や思考といった心の反応と
気づくという意識の働きとを切り離しましょう。

そして、

心の使いみちを、無駄な反応ではなく
クリアに気づく意識へとシフトしていきましょう。

この無駄な感情、思考は要らない、
捨ててしまおうと決意し、
意識して「怒り」「妄想している」「求めすぎる心がある。これは貪欲だ」
強く念じましょう。

念じる力が強くなると
雑念は、湧いた瞬間に消せるようになります。

「あ、不快感が湧いた」と気づくと
それ以上の怒りを生み出す前にフッと消せるようになります。

 

今日の内容はいかがでしたでしょうか。
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言葉で表現する(ラべリング)S21

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

前回は、「気づく」ことについて話しました。

今回は、言葉でその気づいたことを表現するということをしていきます。

もし、考えようとしている心に気づいたら
「考えようとしている」と言葉にします。

もし、すでに考えてしまったら
「考えた」と言葉にします。

 

思い出している状態に気づいたら
「思い出している」
イメージが見えている状態なら
「イメージが見えている」と言葉にします。

胸がざわついていたら
「ざわついている」と言葉にします。

怒りの感情があると感じたら
「怒りがある」と言葉にします。

体の感覚についても、
「感じている」「感覚」という言葉で気づきます。

暑いときには
「暑さを感じている」と客観的に表現します。

お腹が空いたと感じたら「空腹を感じている」
疲れを感じたら「疲れを感じている」と

言葉で表現します。

 

一日の行動に徹底して気づく訓練をしてみましょう。

朝起きたときには「目が覚めた」、
起き上がる時には「起き上がります」
歩くときには「歩きます&歩いている」
食事をするときには「食べます&食べている、味わっている」
・・・・・・

 

できる限り言葉で気づきながら実践してみましょう。

自分の心と体に何が起きているのかに
明瞭に、はっきりと気づいてあげることが重要です。

実践していくことで
気持が落ち着き、忘れていた
大切な記憶や感情を思い出せることがあります。

また、物事がよく見えるようになります。

集中力や記憶力もあがります。