「言ってやりたい」この気持ち(S30)

 こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

「理屈でわかるけど、言いたい気持ちはやはり残ってしまいます。」

 

それはどうしたらいい。

欲求は欲求としてあるのが自然。

 

でも、すべての欲求を叶える必要はありません。
叶うはずもありません。

 

人の心は器用なもので、
いくつもの欲求を同時に
持つことができます。

 

できればあれが欲しい、
これも欲しいという欲求は、
誰にでもあります。

ただ「欲求がいくつもある」という事実と、
「すべての欲求をかなえなければいけない」という
思い込みとは、違います。

 

だから、後ろの「思い込み」だけ
手放してあげることにしましょう。

「ノーを言いたい気持ちもある。それはあるのが自然」
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「でも、私は言わないほうを選んでいる
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いろいろ考えて気遣って、言わないほうを選んであげている」

 

「言わない自分」を認めてあげましょう。
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あなたお気遣いで助かっている人、
口には出さないけれど感謝している人は、
たくさんいるはずです。

 

 

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相手への思いやり(S29)

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

 

自分と他人との間に線を引いたら

今度は、「自分の領域」に集中することを考えます。

 

私たちの心は、
「嫌い」だと感じながら、
その思いにしがみついて手放そうとしないこと。

 

その証拠に、

いったん不愉快な思いをした相手には、

なぜか気になってずっとその姿を追いかけたりします。

 

「あんな話し方をしている(ムカつく)」とか

「なんて下品な笑い方(気持ち悪い)」とか、

どうでもいいところが目について、

一人で腹を立てたりします。

 

これは心の性質に照らして考えてみると

一度生じた不快感が、「こういうところが嫌い」

という判断(思い込み)をしてしまった状態です。

 

判断というのは「思考」の一種。

 

「感情と思考とを分ける」という知恵をこのシリーズで

学んだのを覚えていいますか?

 

そこで、「嫌い」という感情と

「こういうところが嫌い」という判断(思考)とを

分けてしまいます。

 

感情そのものは「気づいて手放す」ということです。

 

他方、「こういうところが嫌い」という判断(思考)については

別の思考をぶつけてやります。

 

たちえば、こう考えます。



「あの人は、私に嫌われるために生きているのではない」

「私は、あの人と対立するためにここで働いているわけではない」

「あの人もまた一生懸命生きているのだ。苦しいことだってたくさんある人間なんだ」

心の持ち方として何が一番大切なことでしょうか。
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「相手への思いやり」ではないでしょうか。
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その思いやりが曇ってしまっている状態が

「雑念」です。





その状態は、

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こちらが解決しなければいけない問題で、

相手はまったく関係ないものなんですね。
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苦手な相手と関わらなければいけない状況では、

考えることは一つだけです。





「この人と、どんな作業をすればいいのか」という点。
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1、自分と相手の間に線を引き、

2、感情と思考を切り離して、

3、自分は何をすればよいのか

  という作業レベルに思考を向ける

 

そうすれば、人間関係の苦しみは相当減るでしょう。

 

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自分のものごとに集中するS28

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

自分と他人との間に線を引いたら

今度は、「自分の領域」に集中することを考えます。

自分がコントロールできるのは、
自分の心と体のみであることを覚えておきましょう。

 

だから相手のほうを見ないで、こう考えます。

 

「自分が今なすことは何だろう?」
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たしかに、思い通りにならない相手にしがみついて
腹を立てているのはこっけいなことです。

自分の心を相手から切り離して
「他人にできること」を探してみれば、
どれだけのモノゴトが見つかるでしょう。

人への怒りは、いわば腐臭を放つ「こころのゴミ」
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たとへば、その相性の悪い相手と関わらないで

周囲に貢献できること。

自分自身の将来を準備すること。

自分が好きなコト、楽しいことに専念すること。

気の合う人たちと付き合うこと。

 

こういう
「快でプラスのモノゴト」をどんどんやっていきましょう。

そのほうが、ずっと楽しいし、お得です。

これからは相手への怒りに捕まりそうになったら、
こう強く念じてみるとよいです。

 

「いけない、自分のモノゴトに集中しよう」

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自分にとっての真実に従ってみる! S27

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

世の中には、
「これを手に入れれば幸せになれる」
という価値観がたくさんありますよね!

学校ならば成績を上げることとか、

社会に出ればどの会社・職業がよくて、
どれくらいの収入があれば勝ち組で負け組で、といった人の価値を測る物差しが溢れています。

今の時代、そういう世の中の見方に合わせて、

 

そこに当てはまらない自分を否定して、
暗い怒りを抱えている人も多い。

自分にとっての『真実』と、
世の中が考える『真実』というのは
まったく別物であることに気づきましょう。

もちろん、社会の価値観の中で満足できれば、何の問題もありません。

ただ、

これまで社会の価値観に合わせて生きてきて、自分にとっての歓びが乏しく、

 

幸福に今一つ遠いところにいるように思うなら、その社内の価値観と、自分にとっての『真実』とはどうやら違うらしい、

という発想に立ってもいいように思います。

けっして、世の中の仕組みや価値観を捨てる
ということではなく、

 

「社会がどのような思考(価値観)で動こうとも、自分にとっての真実とは関係がない」ということ。

自分の価値観を決して否定しない。

自分にとっての真実を胸に携えて
この日常を生きていくことはとても素晴らしいこと。

どこにいても、何をして暮らしていようと、
自分なりの心のよりどころ

 

「心の軸」のようなものをしっかり定めて生きていく。

そういう自分基準の生き方(自立した思考法)を採っていいと思いますよ。

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人生が変わる決定的な瞬間とは!S26

こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。

前回まで、雑念を捨てる方法として、
三つお話してきました。

気づいて手放す。
切り替える。
事実に帰る。

いかがでしたでしょうか。

毎日、意識して心がけてみてください。

想像以上に強力な効果を実感できるでしょう。

毎日、意識して取り組まなければ効果はありません。

 

本日は、「雑念をなぜ捨てる必要があるのか?」
という根本的な動機についてお話したいと思います。

 

心の性質を考えれば、
生き物は、「快を求めて」「不快をしりぞける」という
二者択一のプログラムしか持っていません。

人は、不快は決して受け付けないものです。

不快をはっきり感じた時には、
それをしりぞけるという反応プログラムが作動します。

 

もし今の自分や生活を変えたいと思えば、
「不快を自覚する」ことが
決定的な動機になります。

 

「もうこんな状態はイヤだ」とはっきりと意識することです。

 

「こんな生活を続けても意味がない」
「このこままでは後できっと後悔する」と
「気づく」ことが重要です。

このことが「人生の変わり目」になりうるのです。

 

どんな状況に身を置こうとも
不快しかない状態に耐えねばならない理由は
本来ないのです。

なぜかというと

生き物としてのプログラムに根本的に反するからです。

 

 

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