本当の愛って どういうものだと思いますか?
人それぞれの感じ方があるでしょう。
本当の「愛」って
それは「与えること」 です。
「与える」っていうと、 人は、自分の財産を与える とか
自分の時間を相手のために使う とか
自分の労力を相手のために費やす とか
なんだか、
あげた側が損をする 何かを失う
といったイメージを 抱く人も多くいらっしゃるかもしれません。
人は、「損得勘定」には敏感ですからね
まして、失敗したくないし、
損をしたくないという思いが
無意識のうちに働いてしまうものです。
人に何かをしてもらうことは寛大なのに
自分が人に何かをしてあげるってことには
警戒してしまいます。
その結果、私たちはいつの日か 「与えること」が
不得意になってしまったのかもしれません。
昔なら、大家族で育ったり ご近所づきあいなど
多くの人たちと触れ合う機会があり、
そこでは、「与えたり」「与えられたり」 が
自然と行われていたものです。
よき時代の日本
幼い子が転んだら さっと手を差し伸べて助けたり
困っている人がいたら 「これ食べて」とおかずを分けたり、
勉強ができない子に できる子が教えたり
そこには、 ギブアンドテイクの発想もなかったはず。
与えられた側も ただ感謝して受け取り、
そして与えた側は、 相手の喜ぶ顔を見ることがうれしい
そういうピュアな喜びがあったものです。
こうした「愛」のやりとりの実感があれば、
抵抗なく「与える」「受け取る」行為が できるはずです。
しかしながら、 現代はどうでしょうか。
家族も兄妹も少なくなり、
近所づきあいも減り、
学校では全員がライバルのようになり、
その結果、私たちは 「表面でつきあうこと」を
覚えてしまったんです。
”本当の愛”を経験したのならば
見返りを求めずに
ただ愛を差し出す練習を
はじめましょう。
「与える」とは、 相手のために何かをしてあげること
優しい言葉をけてあげましょう。
困っているときに手を差し伸べてあげましょう。
相手が必要としていること
相手にしてあげちと思ったことを
何の見返りをも求めず
ただ無心で
してあげましょう。
私たちのマインドは、
瞬時に損得を感情するクセがついています。
先に「得」や「見返り」を期待して 行動するので、
それが得られなかった時、
何かを失ったような、 損をした気分になるんです。
エゴに振り回されず、
ただ愛のままに行動していれば
幸せを感じられるんです。
愛から行ったことは、
見返りがなくても、
相手に受け止めてもらえなくても、
後悔したり、 傷ついたりすることは ないんです。
なぜかというと
ただ自分から愛を出すことができただけで
深く満たされているからなんです。
自己満足だと思いますか??
愛からの行いは、 必ず幸せを生み出すものです。
逆に、「自分の利益」を求めはじめた瞬間から 幸せは崩れていきます。
「愛されたい、もっと愛してほしい」 と喘いでいる人は、
本当の愛がどんなものかを 勘違いしているのかもしれません。
本来人は、あなたは、 すでに、
あふれんばかりの愛を手にしているんです。
限りなく湧き出てくる愛から
目をそ背けているだけなんです。
今手にしている愛を まず、
誰かに与えてみてください。
不思議に、 愛は必ずあなたへ返ってきます。
欲しがる前に、 手にある愛に目を向けてみてください。
そうすればきっと
心は温かく満ちたりてきます。
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