こんにちは、アダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。
自分と他人との間に線を引いたら
今度は、「自分の領域」に集中することを考えます。
私たちの心は、
「嫌い」だと感じながら、
その思いにしがみついて手放そうとしないこと。
その証拠に、
いったん不愉快な思いをした相手には、
なぜか気になってずっとその姿を追いかけたりします。
「あんな話し方をしている(ムカつく)」とか
「なんて下品な笑い方(気持ち悪い)」とか、
どうでもいいところが目について、
一人で腹を立てたりします。
これは心の性質に照らして考えてみると
一度生じた不快感が、「こういうところが嫌い」
という判断(思い込み)をしてしまった状態です。
判断というのは「思考」の一種。
「感情と思考とを分ける」という知恵をこのシリーズで
学んだのを覚えていいますか?
そこで、「嫌い」という感情と
「こういうところが嫌い」という判断(思考)とを
分けてしまいます。
感情そのものは「気づいて手放す」ということです。
他方、「こういうところが嫌い」という判断(思考)については
別の思考をぶつけてやります。
たちえば、こう考えます。
「あの人は、私に嫌われるために生きているのではない」
「私は、あの人と対立するためにここで働いているわけではない」
「あの人もまた一生懸命生きているのだ。苦しいことだってたくさんある人間なんだ」
心の持ち方として何が一番大切なことでしょうか。
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「相手への思いやり」ではないでしょうか。
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その思いやりが曇ってしまっている状態が
「雑念」です。
その状態は、
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こちらが解決しなければいけない問題で、
相手はまったく関係ないものなんですね。
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苦手な相手と関わらなければいけない状況では、
考えることは一つだけです。
「この人と、どんな作業をすればいいのか」という点。
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1、自分と相手の間に線を引き、
2、感情と思考を切り離して、
3、自分は何をすればよいのか
という作業レベルに思考を向ける
そうすれば、人間関係の苦しみは相当減るでしょう。
今日の内容はいかがでしたでしょうか?
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