話さない克服法・沈黙の行

こんにちは、心理セラピストの金澤です。

アダルトチルドレン・共依存の症状を克服していくためには、
自分の感情やネガティブな思考など、心の内側で何が起こっているのかを自覚し、気づいていくことがとっても重要なんですね。

今日は、この自分自身の心の内側で何が起こっているのかに気づいていくとってもよい方法を教えますね。

結論からいいますと

アダルトチルドレン・共依存の症状を克服したければ、ある期間誰とも、何もしゃべるな!

ちょっと乱暴だったかな。 

実は、こんな話があります。

スピリチュアルな意識を高めていくために、ヨーガの行いの中に『モウナ『と呼ばれる沈黙の行というのがあります。

この『沈黙の行』というのは、単に言葉を発しないだけではなく、自分自身の『本質』に出会う、大切な行いの一つであるといわれています。

どうでしょうか、現在の私たちが言葉を発しないということは、決して容易いことではありません。

想像できますでしょうか?

普段私たちは、愛を伝えること、感謝をすること、謝ること、言い訳をすること、不満を言うこと・・・

言葉って、自分の中にある思考や感情を表現するために、次々に表へと出てきますよね。

湧き出る感情や思考が「自分」であると、感じることは少なくありません。
そして、その感情や思考が言葉となり、自分自身を重ね合わせる過程の中で、私たちは自己の本質を見失っていきます。

スピリチュアルな行いの中で、それは無意識、エゴ(欲、利己主義)に満ちた状態であるといわれています。
※スピリチュアルの意味:「人の心のもっとも深奥にある、善良さ美しさと素朴さ」

あなたを苦しめている正体は、『自分自身の中にあるエゴ』なんです!

エゴはいつも、自分という存在が小さくなることをとても恐れているため、
自分を守ろうと沈黙を破り、言葉やしぐさで自分を表現することによって、自分の存在を証明し続けます。

今の自分というものは、誰もがこういったエゴに支配されている自分を本当の自分と勘違いして生きています。

「エゴはいつも、自分という存在が小さくなることをとても恐れている」=自分

あなたは(エゴ)、私という存在が小さくなることをとても恐れています。と言い換えることができます。

でもね、考えてみてください。

私というその本質は、何があっても小さくなることはないんです。
大きくなることも、なくなることもないんです。

私たちが、何かを感じる時、沈黙は、
その感情や思考の正体、湧き出てくる声の主である『エゴ』に気づきます。

ある期間、本当に必要なこと、緊急なこと以外、誰とも何も一切話さないという沈黙の行(モウナ)を行っていくと、

五感が研ぎ澄まされ、様々な雑念が自分の思考を支配します。

あれが気になる、これが気になる、気になることでイライラする、いても立ってもいられなくなるかもしれません。

これが、『エゴ』の正体です。

普段、私はこんなことを思っているんだ、感じているんだ、考えているんだ、気になっているんだということに気づかされます。

でも、そんなふうに心の中でいろいろな雑念が起こっていますが、目の前の現実はどうでしょうか?

何も起こっていないことに気がつきます。

こうして、普段エゴに振り回されている自分に気づいていきます。

そして、エゴの奥にある本当の自分に気づいていってほしいですね。

花がその存在だけで美しいように、自分を飾るために言葉は必要ありませんよね。
自己の本質に気づくこと、そのための静寂(沈黙の行)は本当にすばらしいものなんです。

社会の中で、沈黙を守ることはとても難しいことです。
しかし、一瞬でも言葉に出ようとするその感情や思考を観察すること、
その奥深くにある自己の本質に気づく少しの時間を持つことは、
自分自身にも、そしてこの社会にも、平和な空間を生みだしてくれるに違いありません。


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