こんにちは
多次元心理セラピストの金澤です。
いつも、ブログを読んでいただき
ありがとうございます。
本日のテーマは、「自分の内側を知る」について。
私たちが今生きているのは、
非常に便利な社会です。
人間は古来より、
自然の厳しさや
動物の攻撃から
逃れる知恵をを
身につけてきました。
さらに豊かさを追求し、
生活に必要なもの、
体を楽にするもの、
住む所、
食べるものなど、
何から何まで
便利で豊な世の中を
実現しました。
そうしたなかで、
私たちのほとんどが、
欲望を満足させれば
「心」が喜ぶにちがいない、
幸福になれるはずだと
思い込んで生きています。
しかし、
欲望はどんどん膨らみます。
様々なものが欲しくなり、
それが得られないと不安になり、
ジェラシーや怒りが湧いたり、
落ち込んだりします。
スポーツや趣味、
ショッピング、
おいしい料理は
感覚や心に満足ををもたらし、
一種の幸福感を与えてくれますから、
自分へのご褒美として
何らかの効果はあるでしょう。
しかし、
そういうものに
はまって追求しだしたら、
きりがありません。
どんなに楽しいことでも、
ずっと続けるのは大変です。
いたずらにエネルギーを
消耗してしまいます。
人間の体は、
口に入れたものを
エネルギーに
変えることができるので、
たくさん食べたら、
一時的には疲れが回復します。
しかし、
過食すると、
どれが体に良くて、
どれが体に悪いのか
わかる内蔵の機能が
麻痺していきます。
こうした一時的な
気分転換は、
エゴを増大させているにすぎず、
本当の幸福ではありません。
私たちは
自分の
外側だけをみていると、
不安になります。
人間関係をはじめ、
世の中には
不安材料がいっぱい
あるからです。
自分の外側にあるすべて、
この体ださえ外側のものであり、
変化していくもの、
はかないものであるという
真理に目覚めなければなりません。