「私はアダルトチルドレンでしょうか?」
とご相談に来るクライエントさんは非常に多いですね。
アダルトチルドレンと一言でいっても、
内容や状態には様々なものがあります。
アダルトチルドレンの中でも、
全く逆の性質を持った種類の性格も存在します。
これは、機能不全家族の状態によって、
考え方や感じ方の偏りが多くあります。
まず、アダルトチルドレン(略してACという)のは病名ではありません。
なので、よく医療機関でやカウンセラー(臨床心理士)などから
「あなたはアダルトチルドレンです」なんて言われるようであれば
受診はお勧めできませんね。
また、ACかどうかということは、
他人に判断されるものではなく、
自分で判断し、自覚していくものです。
そしてACという概念は、
決して「自分はACだからダメだ・・・」と
自分を責めるためのものではありません。
自分が今しんどい思いをしているのは、
過去の家庭体験の中に大きな理由があるということを発見し、
受容し、安易に自分を責める習慣から解放されるために、
そうしてそこから、人間としての成長をしていくためのひとつの概念なのです。
下記に、一般的に言われるACの特徴を挙げておりますが、
以上のことをご確認の上、あくまでも参考までにご覧ください。
機能不全家族で育った方の特徴、傾向は次のようなものです。
1、物事を極端に、白か黒かに分けて考えようとする傾向があります。
たとえば、自分と違うものを悪と決め付けてしまう。とか
2、自分が悪くても、反射的に自分以外の悪いところを探す傾向があります。
他者の否定や、責任回避に必死になったりします。
3、一つの良くない出来事があると、それが同じように繰り返し起こると感じてしまう傾向があります。
自分の目に見えているものしか判断材料に出来ないとか。
4、わずかに良くない出来事にこだわって、そればかりを考えてしまい、その他の良い出来事は無視してしまう傾向があります。(視野が狭い)
5、良い出来事でもそのまま受け取らず、悪い方へ考える傾向があります。
6、相手の事に対して、先読みや早合点をし、主観的に捉える傾向があります。
思い込みが激しいとか
7、自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価する傾向があります。
8、自分で感じた事が全てで、客観的な捉え方が出来ない傾向があります。
9、自分に責任がないようなケースでも、関わったがために自分が悪いと思う傾向があります。
育った家庭環境によって偏り方や度合いが変わってきます
機能不全家族で育った場合、
その偏りが大きくなり生きづらさにつながっていきます。
アダルトチルドレンの生きづらさを克服できたら、
自分らしく自由なライフスタイルを楽しめますよね。
そうなったら人生楽しくなりますよね。
そうなれたらいいと思いませんか?
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