否 認

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こんばんわ 
多次元心理セラピストの金澤です。

本日のテーマは、「否認」です。

「否認」は、
心の痛みから自分を守るための
防衛のメカニズムです。

私たちは、
衝撃に耐えられないと感じたり、
起こったことが恥ずかしくて
たまらないとき、
人はしばしば
「否認」という手段に頼ります。

否認が存在する時、
私たちはそのことへの感情を
大したものでないかのように
扱ったり、否認のもとで
育つということは、
「話すな」
「感じるな」
「信頼するな」という
ルールを教えこまれることです。

私たちは、
子ども時代に、
本当のことを口にするのは
まずいと学び、
実際とは違うふりをすることを
身につけてしまったのです。

自分が見たり聞いたりしたことを
否定され、無視されたかもしれなし、
思ったままを口にしたら
罰を受ける怖れがあったかも
しれません。

話したって
どうせ、いいことはないと
絶望していたかもしれません。

あるいは、
真実を口に出したら
大事な人を裏切る結果になると
信じていたかもしれません。

否認のもとで
育ったということは、
今も否認におちいりやすい
ということ

それも無意識のうちに
私たちは、
自分が感じたことや
受けとった物事を、
大したことではないと
考えてしまいます。

自分で自分を
傷つけるような行動に、
何かの理屈をつけます。

今も私たちは、
自分は怒っていないし、
がっかりしてなんていないし、
傷ついてもいないと言い張って、
本当の気持を隠している
かもしれません。

実は大事なことなのに、
こんなことぐらい、
と自分に言い聞かせてしまうのです。

実際は、
しょっちゅう起こっているのに、
たまにつらい思いをするぐらい
我慢しなければ、
と自分を論してしまうのです。

私たちは真実を
語っていません。

何年もの間、
感情を切り捨てたり、
大したことはないふりをしたり、
理屈をつけたりすることばかり
学んできたので、
おとなになっても
それが普通のことになって
しまっているのです。

 

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