「自分が喜ぶこと」と「エゴが喜ぶこと」

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こんにちは 
多次元心理セラピストの金澤です。

人は、
常にエゴ(自我)と
ともにいます。

エゴは、
本当の自分では
ありません。

人の心の動きが
作り上げた、
弱い部分を
かくそうとする
表面的な自分です。

「ありのままを受け入れる」ことの
難しい現代社会では、
自分を守るために
自分で気づかないほど
エゴが大きくなっています。

心はエゴを
増長させるように
働きます。

エゴや
プライドは
自分中心です。

自分がいちばん
かわいいのです。

相手に対しては
完全性を求め、
相手が悪いと解釈すると、
ジャッジしたり
文句をいったりします。

エゴは、
相手の立場に立って
物事を見ることをしません。

自分の物差ししかないのです。

「こんなに一生懸命やっているのに、
上司はわかってくれない。
無能だからだ」

「あのえばった態度が嫌」と
自分の物差しに合わないと、
とたんに不平や不満を抱きます。

さらに、
他人からよく思われたいという
エゴを人は持っています。

褒めてもらうのが
足りなかったり、
何か指摘をされたりすると、
受け入れられずに傷つきます。

相手を責めたり、
自分に不足があったのだろうかと
自分を責めたりします。

わたしたちには、
創造する心が
与えられています。

いろいろな
人工的なものを作り出し、
より便利な世界を
作り出しています。

それは、
実は人間のエゴ、
エゴの物差しにとっての
「便利」であり「幸福」である世界です。

自然は破壊され、
不自然な中で暮らすことを
余儀なくされています。

心の状態もそうです。

疑ったり、
妬んだり、
恐れたり、
不安になったりすることは、
人にとって
幸福な状態なのでしょうか。

いつも
心が
波立っているような状態が、
楽しいわけがありません。

自分の
心の幸福を
求めるならば、

静かで暖かな気持ちで
満ちているように
なっていかなければならないのに、

複雑に考え、
内外に敵を作り、
自分で自分の心を
不安定にしています。

エゴは、
わたしたちの
本当の幸福を
求めているわけではありません。

その場限りの、
便利で表面的な支配を
喜んでいるのです。

エゴが喜ぶことは、
わたしたちの本質的な
喜びとは関係ありません。

心にコントロールされ、
エゴを無駄に
喜ばせている状態から
抜け出し、
本質的な自分の喜びを
取り戻さなくてはなりません。

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