こんにちは、メンタルトレーナーの金澤です。
アダルトチルドレンを克服していくことは、
多くの人の人生に意義があります。
アダルトチルドレンは、
自分の人生を本当に生きるための
最大の癒しポイントは「親」にあると
言っても過言ではありません。
それだけ、
すべての人にとって良いにしろ悪いにしろ、
親の影響は根深いのです。
では、
アダルトチルドレンの症状を克服すると
どうなるでしょう?
私自身も、両親の不仲があり、
生きづらさを抱えていました。
今では二人とも他界していますが、
他界後も、刷り込まれたエネルギーは
脈々と残留物として心の奥底に
べったりとくっついていました。
ですから、
親元から離れ、さあこれから
「自由に好きに生きられるぞ」と思っていましたが、
社会生活の中で特に対人関係で
様々な「生きずらさ」を経験することとなります。
特に、他人の目や自分の感情に
振り回されることが多かったですね。
でも、克服できた今では、
まさに、自分の人生を自由に
そして楽しく感じられる日々を
過ごすことができています。
アダルトチルドレンの症状は、
そのままにすると、子どもへも連鎖します。
”家族連鎖”と言われています。
これは、家族に限らず、
幼少期に満たされなかった「思いや感情」が
出口を探して、家族に、周囲に、職場に、異性に社会に
とありとあらゆる人や環境に
満たしてもらおうと牙をむいてきます。
あるクライエントさんに、
父親の怒りを身に付けていた方がいました。
父親が理不尽に怒る人で、
そのため、その年代の男性は全般的に
「嫌い」だったそうです。
でも、「怒る人」が嫌いなのに
自分の中に「怒り」が込み上げるのも
自覚していたそうです。
そして、その結果、何が起きたかというと
「激しい自己嫌悪」です。
嫌いなことは「怒ってる?」と聞かれること。
そのクライエントさんにとっては地雷だったようです。
そう聞かれると、
「怒ってません!!!!(怒)」と。
1年365日毎日イライラしていて、
後頭部が熱いし、睡眠も浅く、
いつしか鬱症状もでたそうです。
テレビを見ていて字幕が読めなくなったり、
人込みに出ることに恐怖を
感じる時もあったそうです。
でも、私と一緒に、
過去のトラウマに取り組んでいくことで
怒る回数が激減していきました。
初めは少しづつ取り組む課題を
日常生活の中でトレーニングしていきました。
そして、たった1ヶ月足らずで
激しい怒りをほとんど感じない状態に
なってしまったようです。
周囲からは、「いつも笑顔が絶えないですね」
と言われるぐらいくらい。
これは、ひとりで取り組むのではなく
常に伴走者との共同作業にほかならいません。
それまで、そのクライエントさんも
たくさんの宗教や心理、スピリチュアルなどの本を読み、
地道に穏やかになろうと頑張っていたそうです。
でも、私のホームページで投稿記事にふれて
そして、実際に会って話してみて
直感的に「これだ!!」と感じたようです。
アダルトチルドレンは、
機能不全の家庭で育った生きづらい人です。
あなたの今の生きづらさは、
どんな生きづらさですか?
「親のネガティブを受けついでしまった人」
「親の影響で今苦しんでいる人」
これら、みなさん対象です。
苦しいのはわかっているが、
しかし、
なかなか取り組めない人が大多数です。
それは、「親のことにまつわる記憶を思い出しても平気か?」という
ことです。
この本質がわかっていないと
「傷ついているエネルギー(インナーチャイルド)を漠然と癒して終わり」
というセラピーになってしまいます。
そういう方に多いのが
「かなり楽になったけれど、まだ残っている」と
いう感覚です。
もしも、ご自身が癒されたいだけ
今この痛みを取り除いてというだけなら、
それでも結構だと思います。
でも、ハッキリ言うと
「もっときちんと癒される」方法があるのです。
また、もしもあなたがカウンセラーとして癒す側になりたい
という目標があるならば、きちんと癒すことは重要です。
きちんと「全体部分」と「詳細部分」を
解消していかないといけません。
なぜなら、「癒されない人は癒せない」のが大前提だからです。
提供できるサービスというのは、
あなた自身がが出来ることしかできません。
二流で良いのか?
一流になりたいのか?
その選択が重要です。
では、アダルトチルドレンが
どうして起きてしまうのでしょう?
私たちの一番の影響者は”親”であることは確かです。
人、一人につき親は必ず二人います。
私たちは、生まれてから、
すぐに親を無意識的にコピーしはじめます。
良い悪い、一切何も判別せず、吸収していきます。
親を見て、聞いて、感じて、ぐんぐん成長していきます。
言語や論理、理屈はその後4歳ころから養われます。
好ましい好ましくないに関わらず、親の影響を受けて育ちます。
そして、無意識的に
「この人に育てられている」「この人がいないと生きられない」
という実感も持っています。
いわゆる愛情です。
そのため、子どもの時は比較対象が見えず両親をかばいます。
虐待をされている子供が親をかばうのがそれです。
「僕がいけない」「私が悪い子だから」と言ってしまうんです。
そして、
成長して大人になるにつれて、生きづらさが出てきます。
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それは、こんな”生きづらさ”
<自分に対する認識、セルフイメージなどがネガティブに>
・人の目や顔色ばかり気にする。自信がない。自己肯定感が低い。
イライラしやすいなど。
・親からコピーしてしまった無意識レベルの癖、行動、習慣など
わかっていても、やってしまうというレベルで問題を起こします。
・親から十分な愛情をもらわなかったための漠然とした
不安、孤独感、焦燥感、空虚感など
・幸せだったり、楽しい状況であるはずなのに、
ネガティブに襲われたり、日常的にそういう状態が続きます。
<恋愛や夫婦関係での問題>
・親を無意識に吸収し「慣れ」が起きているため、
意識では拒否しても親に似たような人を選択します。
そして、親と同種類の悩みを抱えたりします。
<子育ての問題>
・自分が子供に対してやりたくないことをしている。
多くは親が自分にやったこと。そして自己嫌悪に襲われる。
・子供に対して苦手意識が起きてしまう。
自分と同じ境遇(長女や長男、次男など)の
我が子だけ辛くあたるなど。
<職場での問題>
・職場は様々な世代が混在しているため、
親と同じパターンのネガティブな
関わりが起きてしまうことがあります。
・大きな声の上司が苦手…というのが典型だったりします。
<社会生活その他>
・依存関係を生み出しやすい。対人コミュニケーションが苦手など。
経験上、アダルトチルドレンで苦しまれている方は
何年、何十年苦しまれています。
そんな長い間の苦しみが、ちょっとやそっとで変わるわけない。
そう思っていますか?
その通りです。
何十年も積み重ねてきて今が出来上がっているわけです。
普通に考えて、同じだけの時間が必要だと思うのが正常でしょう。
しかし、
困難な状況が起きたとしても、
今までのようなACの反応パターンではなく
違う反応パターンに切り替えることで、
状況を冷静にありのままをとらえて、
正しい選択ができるようになることは
短期間でもスキル向上は可能なんです。
あなたのACパターンを作っているのは、
まぎれもなく親のネガティブな記憶。
それが、あなたの地図になっています。
ネガティブな記憶に対して、
その時の本当の「事実」を理解できるとしたら
あの時、本当にこんなふうに感じなくてもよかったのに
ということに気づくかもしれません。
当時のあなたも、当然幼い判別の使いない年齢です。
外部からの情報は、いいも悪いも全て
自動的に受け入れてしまいます。
そうしなければ、幼い子は生きていけないから
だから、「あの時の記憶体験はしかたなかったんだ」と
いう事実を大人の意識下で気づいていく。
これができて初めて、
過去のトラウマを精算することができるんですね。
そのためにはまずは、
何年も凍り付いたあなたの感情を
少しずつ溶かしていく必要があります。
そうでないと、真実にふれることすら
「恐怖」だからです。
大丈夫です。
一緒に、伴走してくれる専門家がいれば
たった3ヶ月で効果を実感できるレベルまで
可能な方法があるんです。
是非、その方法を知ってください。
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