心理学講座

三つの毒?

●欲求が引き金となって「三つの毒」という「反応」を作り出す!

こんにちは、
多次元心理セラピストの金澤です。

今回は、ストレスによって
私たちの心の状態には、
とんでもない「三つの毒」が
存在しているということを
学びましょう。

前回、お話しした
「7種類の欲求」から
いったい何が始まるでしょうか。

それが「反応」です。

反応には、
いくつもの種類があります。

典型的な反応が
「貪欲」と「怒り」と「妄想」
これが、「三つの毒」といいます。

たとへば、
人に認められたいという
承認欲で反応すると、

「もっと高く評価される有能な自分」や
「もっと人に好かれて魅力的な自分」
といったイメージ(妄想)を作り出します。

この妄想を追いかける
心理状態が、「貪欲」です。

「貪欲」は、
「現実以上の何かを求める心」
たいてい不満(怒り)を伴います。

承認欲が強すぎると、
「自分はもっと評価されて当然なのに」と
思うようになります。

それが現実への不平不満や焦り、
誰かへの嫉妬や負い目といった
感情を生み出します。

かつての私は、
まさに、このとおりの
人間でした。

これらは全て、
貪欲ゆえの怒りです。

こうしてみると、
欲求⇒妄想⇒貪欲⇒怒り
という流れで、
三つの毒は、瞬時に
発生してしまうことがわかります。

イライラ、
むしゃくしゃといった
心の状態には、
これら三つの毒の
いずれかが存在する
ということを
自覚しましょう。

自覚できたら、
そのことを
自分に受け入れましょう。

そして、
反応した結果を推測し
最悪な状態にならないような
行動ができるようにしましょう。

その方法は、私の行っている
セッションメニューの
「心のスキルトレーニング」が
唯一の方法です.。

 

「投影」

  こんにちは、
アダルトチルドレン癒しのワーク専門家
多次元心理セラピストの金澤です。

私たちは、
心の内側にあるものを
すべて投影しているんです。

今、あなたに関わっている
友人、職場の人たち、両親、・・・・

あなたが、その人達に対して
抱く感情、感覚はすべて
あなたの心の中そのものなんです。

ある人を見て、
「あ~ あの人イヤだな~」
と感じるものは
あなたの内側にあるイヤな部分を
映し出しているということ

あなたの、
過去からの体験により、
物事を否定的に見たり、
肯定的に見たりしています。

感覚の情報は、
すぐさま心に伝達されます。

内側が否定的であると、
そうした悪いことのほうに
目がいってしまったり、
悪い言葉のほうが耳に残りやすく、

その結果、
自分でも知らず知らずのうちに、
悪いものに吸いよせられていったり、
悪いものを選んでしまったり、
悪い言葉を使ってしまったりするのです。

このため、
いつも否定的な方向に
エネルギーを注いでしまいます。

心の中には、
いろいろなとらわれの記憶があり、
そのため、
心配や不安を選択してしまいます。

そうならないためには、
感覚を浄め、
心を浄る必要があります。

『いまわたしは心配や不安を選択してしまっているなあ』と
すぐにそう感じている自分に気づいてください。

まずは、自分の感情に気づくことから