~アダルトチルドレン 被害者意識について考えてみましょう ~
大人の場合、たいていの人は
被害者となることを自ら許したり、
自ら被害者となる行為に参加しているものです。
被害者意識をもっている人の言葉づかいを聞くと、
「あの人が私を苦しませた」
「誰それにあんなことをされたから、私はこうなった」
「夫が私が外へ出るのを許さないんです」などと、
ものごとを他人のせいにして、
自分は被害者にすぎないかのように
言うことが多いものです。
このような言葉づかいをしていると、
無意識のうちに、
自分は何の力もない被害者であることを
肯定してしまいがちです。
自分は、被害者になる必要がないことを学びましょう。
どんな言葉づかいをしているかの注意してみましょう。
「自分は苦しかった」
「誰それはああいうことをするけど、私はこうする」
「夫は私が外へ出るのをイヤがるかもしれないが、私は、どうにかして夫も自分も納得できるよう話し合いを進めていきたい」など、
自己の力を肯定する方向に進み、
被害者意識を売りものにするのはやめましょう。
冷静になって
自分自身をじっくり振り返ってみましょう。
そうすることで
少しづつ
傷ついていたいた心に
気づけるかもしれません。