こんにちは メンタルヒーリングルームの金澤です。
多次元セラピーのプロセスをご紹介します。
「退行-エナジーワーク-擬人化」の3つのメゾット
多次元セラピーが他のセラピーと違うところは!
多次元セラピーの特徴は、非常に早く効果が出るということが挙げられます。
他のセラピーでは部分的にしか解決できないような問題でも、全体的に解決できます。この点が目立った特徴と言えます。
多次元セラピーは、3つのツールを、方法論的に組み合わせています。非常に効果が早くて、なおかつ非常に深いレベルでの癒しを起こします。
1つは「退行セラピー」です。
「退行」とは、問題の原因にさかのぼるということですが、なぜそういったことが起きたのかを理解し、今までなぜ解決できなかったのかを理解するということになります。
2つ目は「エナジーワーク」です。
これは問題が、クライアントの身体にエネルギー的な現れ方をしますので、それを扱っていきます。また解決された時にも当然、エネルギー的に変化が出てくることが多々あります。目に見えて変化が現れるということだけでなく、クライアント自身の身体の感じ方も変わってきますので、そこに注目してセラピーを行っていきます。
3つ目が「パーソニフィケーション」です。
「擬人化」と呼んでいるものなんですが、問題、あるいはその解決を擬人化してセラピーを行います。これはクライアント自身のサブパーソナリティーに擬人化することもできますし、あるいは誰か家族の一員に擬人化することも可能です。または知らない人として、あるいは動物としてや、霊体として擬人化することもできるわけです。そこで、その対象と対話をします。
セラピストは基本的には何もしません。クライアントが自分自身で行うようアドバイスをし、導いたり、サポートしたりということをします。全てのワークはクライアントが受け取ったもの、感じたものを元に行われます。それから「エナジーワーク」といっても、クライアントに横になってもらって例えば手をかざしたり、エネルギーを動かしたりということではなく、クライアント自身にやってもらうことになります。
ですから、クライアント自身がそのセラピーのプロセスと結果に責任を持つということです。言い換えると、クライアントが自ら自分を癒せるようなサポートをしているということになります。ただ、そのサポートの仕方が非常に強力であるということ。でも、強力ではありますが、あくまでサポートだということです。
ということは、言い換えると、ある種のクライアントは、私たちが行っているこのセラピーでは治らないということになります。例えばすごく小さなお子さんとか、あるいは自閉症や精神病の人、あるいは非常に障害の重い人、あるいは昏睡状態の人。昏睡状態の場合は、外側からのヒーリングしかできなくなります。
また、これはとても大事なことですが、このセラピーでは、すべてのクライアントはその人の内面の状態に合わせた程度の精神的な能力を持っているという前提に立ちます。私たちは上から指示型の、こうしなさいということではなく、心理的な提案をするだけだということになります。
私が目指しているのは、セラピストが診断をするのではなく、クライアント自身に問題は何かという診断を自分で下してもらうことです。それから、私はクライアントのヒーリングをするのではなくて、クライアントが自ら自分をヒーリングできるようにただサポートするだけです。クライアントが自分の中に持っているエネルギーがありますから、それを開いて活用できるようにしたいのです。ほとんどの人が、どちらかというとクライアントの領域の中に入り込み過ぎてしまいがちなんですね。