こんにちはアダルトチルドレン克服専門セラピストの金澤です。
親に過去の態度や仕打ちを謝罪してもたうとも効果アリですか~?
というご質問をいただくことがあります。
たしかに、アダルトチルドレンの心の根源にあるのは、
親への怒りだったりすることは、よく言われます。
もし可能なら、親がかつての過ちを詫びて、許しを求めることで、
はたして、そのアダルトチルドレンを克服する一助となるのかどうか?
アダルトチルドレンは、世代間で連鎖するとも言われます。
それを断ち切るにはどうしたらよいかがポイントですよね。
アダルトチルドレンを克服していくプロセスで、
親に手紙を書くなんてやり方があります。
この手紙を書く目的というのは、
親を変えるためではないんですね。
今までの自分のことをまとめることが重要なんですね。
自分自身にある心の傷と向き合う作業のひとつなんですね。
他人を変えるのってものすごく困難なこと。
親が謝罪とはいかないまでも当時を振り返って、
あなたと話をすることで、
お互いの誤解や思い込みが解けて、
相互に理解しようという方向になればいいですが・・・
そんな気分にはたしてなれるでしょうか?
親は素直に話を聴いてくれるでしょうか?
親は自分の弁解を始めたり正しいことをしただけだと
主張したり不快感を示すだけだったり、
色々な身勝手な反応をするかもしれませんね。
そんなときに、あなたがそれを受けとめて、
親と私は別個のことを考えて生きる存在なんだと
認識することができるのであればよいですが。
心の傷が癒えていないままの状態で、
いろいろやっても逆効果でとてもキケンなことなのかもしれません。
アダルトチルドレンを克服していくキーポイントは
「親の価値観のコピーからの脱出しましょう」です。
他人を変えることではなく、
自分の方が捉え方を変えることが主眼なんですね。
親に謝罪させることは目標ではありません。
過去のことを過去のこととしてちゃんと片付けて、
今の自分の問題に目を向けられるようにすること。
このことがセラピーの目的でもあり、
アダルトチルドレンを克服していくことになるんですね。
過去のことを過去のこととしてちゃんと片付けて、
今の自分の問題に目を向けられるようにすること。
このことがセラピーの目的でもあり、
アダルトチルドレンを克服していくことになるんですね。