「犠牲者のパターン」痛みに対する感情の反応

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こんにちは
アダルトチルドレン癒しのワーク専門家
多次元心理セラピストの金澤です。

アダルトチルドレンのパターンで、
見捨てられ感を味わった子どもは、
「自分はもともと何かいけないんだ」という
恥に満ちた自己否定のメッセージを心に刻みます。

「なされるがまま」の犠牲者的パターンは、
自分の感覚を信じない態度を身につけ、
他人の感覚の方が間違いないと思っています。

この人たちは、
疑うという道具を放棄してしまい、
他の人が「物事はこうなっているんだ」と言うと、
いともやすやすと同意してしまう。

犠牲者は質問をすることをしません。

自分の価値を信じていないため、
自分を守ったり、
健康を維持したり
安心できる状態で過ごす
といったニーズが
自分にあることさえわからないことが多く、

結果、自分の面倒を見ることができません。

怖れによって動かされていて、
傷ついても失望しても、
虐待されてもなお、
怒りや憤りといった感情を
認知することができない。

何が必要か、
何が欲しいのかと
聞かれても、
まったく分からないことが多い。

状況に降参し自立を放棄してしまえば、
さほどひどい痛みを感じなくてもすむだろうと
思いこんでいる。

犠牲者は、
痛みにひたすら耐え、
他人の理不尽な行動に耐えることに
慣れてしまっています。

あなたはそうではありませんか?

日々の出来事や感情に対して、
無理な理屈で自分を納得させたり、
大したことではないと切り捨てたり、
あるいは、たんに事実を認めなかったりする
訓練を重ねることで、
自分自身から感情を切り離している。

こうした人は、
他人とつきあおうとしない場合もある。

一方、犠牲者であることを
周囲にアピールする場合もある。

「私がどんなにひどい目にあってきたと思う?、
私にこんなことするなんて、
本当にひどい人たちよね!、
私はじっと耐えるしかなかったのよ」と
犠牲者でいることが、
生き方そのものとなっている。

安全や安心を得られるような行動を
とることができず、
さらに見捨てられたり
虐待される結果を招いてしまう。

特徴的なのは、
その人の、自己否定感が強ければ強いほど、
さらに自己否定感をもたらすような
相手を人生に招き入れやすい
ということが言える。

その相手は、
一見、能力があって行動的で、
一緒にいれば弱い自分を守ってくれそうな
感じの人なのです。

けれど、こうした二人の行き着く先といえば、
魅力的だった相手が
支配者となって、
犠牲者を情緒的にも身体的にも
打ちのめす結果になることが多い。

自己否定感の強い日とは、
繰り返し犠牲者となるキケンが大きい。

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